第73回卒業証書授与式

  • 寝屋川高校硬式野球部
  • 2021/03/02 (Tue) 00:51:43
本日第73回卒業証書授与式が執り行われ、73期生が卒業しました。

コロナウイルス感染症の影響もあり在校生は参列しない、
各家庭1名までの参列という制限の中での卒業式でしたので
全ての保護者の方に直接お礼を言えていません。
この場を借りてお礼申し上げます。
3年間本当にありがとうございました。

初めから人数の多くない状況でスタート。
入学早々大会で勝ち進むチームを目の当たりにする。
そんな中でのスタートでしたので不安と期待の入り混じっていた。
春からの休校期間も含めて、
ご家庭ではこちらに見せないストレスもあり
ご苦労が多かったことと推測します。
それでも73期生と過ごした日々は充実した毎日でした。
歴代のどの学年よりまとまりがあり勝ちたいがための
学年内の衝突は本気で取り組んでいる証拠だと
失礼ながら嬉しい一面もあると見させてもらっていました。
春は中止でしたが夏の大会では私学から3勝。
その3試合で23個の盗塁はそれまで信じていた野球を
やり切ってくれたことの証かと思います。
それらの成長や経験は全て保護者の皆様のおかげです。
OB会からはOB名簿作成に関するお願い。
私からは全試合の記録を渡しています。
私の手作りです。ぜひご覧ください。
休校期間が長くある状況でも
これだけの試合ができたことに感謝しています。
本当にありがとうございました。

73期生へ
卒業おめでとう。
みんなにとって高校野球はどうでしたか?
「野球で勝つこと」時には「人を育てる気はない」
「勝ちをめざすのみ」という発言もしましたが、
私から学んだことは振り返ってどうですか。
全力で結果を求めていくから、
様々な反省や次へのプランニングが生まれそれを実行する。
結果を求めるから『自然と』人が育つ。
そういう思いでした。
これから先もそうですが大事なことは
高校野球に支配されないこと。
指導者に支配されないこと。
大事なことは自分が自分を支配することです。
そしてそれを継続するキーワードは『自然と』。
高校野球にありがちな不自然すぎる挨拶ではなく自然な挨拶。
指導者相手でも自分の意見を言える自然な会話。
自然だから継続できるのです。
そんな『自然』に満ち溢れているみんなならこれからも大丈夫。
恩師として先輩として自信を持って送り出せます。

寝屋川高校に来てくれてありがとう。
野球部に入ってくれてありがとう。
73期生と本気で勝ちをめざしたこの1年は私にとって
最高に楽しい1年でした。

最後に質問して終わります。
みんなは高校野球を通じて学んだことを
今後どのように生かしますか?

高校生活お疲れさまでした。
卒業おめでとう。
これからの未来に幸あれ!!

寝屋川高校硬式野球部 監督 達 大輔
(投稿前に、内容をプレビューして確認できます)